酒を飲む者ならば、飲んだら飲まれる。そんなことを言う奴は、酒豪とは言えぬ。
親父に教え込まれた私は、鹿児島県で芋焼酎を溢れるように飲み続けておる。
記憶を失ったり忘れたりするのは関係なく、とにかく楽しい気分を保ち続けるため、焼酎に命を捧げておるのじゃ。
そんな私ではあるが、出会い系で驚くべき経験をしてしもうたのでござる。
少々酔いがまわり過ぎたかもしれぬが、これこそが出会い系の醍醐味というものじゃな。その体験談をお伝えしよるぞ!
鹿児島の飲み文化と芋焼酎の楽しみ
酒の呑みっぷりは、さることながら、おれはもう大の酒豪なんだ。
最近の世の中では、お酒を強調するのはダサいと言われとるが、やっぱり我々の世代においては、酒が呑めんというのはかっこわるいことだ。
まぁ、飲み過ぎて他人に迷惑をかけたり、飲酒運転で人の命を奪ったり、仕事中に迷惑をかけるような行為はアカンねん。
しかし、仲間と楽しんだり、お店の人に迷惑をかけへん程度になら、どんな飲み方をしようが個人の自由や。
むしろ、仕事終わりにコーヒーとクッキーなんて生活しとったら、じんましんでゴッソリ命げに行くぞ!そんなこと思ってるわ。
天ぷら(こっちではさつま揚げと言うねん)と芋焼酎、黒豚の芋焼酎、それにきびなごの刺身と芋焼酎。
酔いしれる場所と言えば、鹿児島やで。
天文館での出会い
わしに会いたい人は、ぜひ鹿児島県の天文館に足を運んでくれいのぅ。
大概、わしはこの辺りに出没しとるし、そこに位置する居酒屋で頭がおかしくなっとるねん。
この記事を読んどる方やったら、もう薩摩維新を10本おごってやろうかのぅ。
そんなに飲んどったって問題あるか。ほんじゃ、わしは天文館の鬼と呼ばれとるし、『天文館かごしま横丁』で出禁になったことでちょいと有名人やねん。
あ、バレてまうかな?とにかく、それだけこの辺りで騒ぎ、そして楽しんでおるわ。
しかし、ある日にある居酒屋の大将から言われたひとことが心に突き刺さって、それから生活がガラッと変わってしもうたのじゃ。
心のざわめき
いつも通り、仕事が終わった私は天文館に乱入しとったねん。
いつも通り、ビールからの焼酎という形で楽しんどったんやが、よく通っとる居酒屋の大将から思わぬことを言われたんじゃ。
「今日も元気やな!でもさ、寂しいんと違うか?いつも一人やで!」って。
もちろん、寂しさんぞおらんわ。必ず毎日知り合いに会うし、酒が友達みたいなもんやからな。どこか寂しいんか!?って感じやねん。
しかし、その時はその言葉が異様に胸に染みたんや。
「寂しいわけねえわ!あほか!」ってゲラゲラ笑いながらロックをお代わりしてたんやが、どうしてか心がざわついてしもたんや。
冷静になると、私はなかなかの歳になっても毎日のように独りで飲み歩きしとって、さらに付き合う仲間と言えばアル中レベルの怪しい天文館の連中ばっかり。
それはそれで楽しいんやけど、確かに心を分かち合う女性と二人でゆっくりと話し込んでお酒を飲む、という行為はここ数十年やってこなかったと思い切ない気持ちになったんや。
これはまずい。そんな時、カウンターで隣り合わせになった女の子たちの会話が聞こえてきたんや。
マイラブで出会いの予感
その子たち、といった表現しとったけど、もはや20代も後半のOLさんたちなんで、子といった呼び方はふさわしくないかもしれんねん。
ただ、私からしたら若いことに間違いないし、女の子やわ。
寂しい気持ちになりつつも、その女性たちの会話をこっそりと盗み聞きしとったんや。
その子たちは、どうやら今は結婚などは考えとらんで、行きずりの恋を楽しみたいといったマインドで生きとるみたいやねん。
そういった流れは問題あらへんねんけど、今の子ってのは大胆やなあと思ったもんやわ。しかし、その中でかなり気になるワードが出てきたんや。
それが、マイラブといったワードやねん。マイラブは出会い系やそうで、初期設定からやりとりがLINEで行えることから、すぐに出会えて超楽や!ってことやねん。
たしかに、すぐにLINEでやりとりができれば出会いまでも早いし、それは最高やな。
あまりの寂しさ、そして虚しさに大将に、「わりい!今日、ちょっと用があってね!」っていつもより数時間も早く切り上げたんや。
もちろん、マイラブ登録やな。
まさかの当日出会い!?
私は、そのまま天文館の薄暗い路地に逃げ込んで、そこにしゃがみ込んでマイラブに登録しました。
切ない話やけど、その時も片手にはコンビニで買った500mlのアサヒスーパードライ(生ビール仕様のヤツ)を持っとりました。
それはそれでええねんけど、鹿児島県の天文館で検索するとすぐに出会いたいって女性がめっちゃ検索に引っかかってくるのや。
これには、正直びっくりやねん。やっぱり、「今酔っ払ってる!でも、天文館で飲みたい人!」って言うたら数人から即メッセが来るんやから。
そして、その中の一人である30代の女性と居酒屋で待ち合わせすることになったんや。
甲突川デート
マイラブで出会ったこの女性ですが、とにかく酒豪やねん。
スラッとした美人で正直めっちゃ緊張してたもんやけど、すでに自宅マンションで芋焼酎を1本空けてるというねん。マジで鹿児島の女はやばい!さらに、居酒屋で話してると、半端ないペースでビール飲むてこっちが止めに入るほどや。
いや、俺よりもやばい女がおるとは…。
マイラブの恐ろしさを知ったわ。でも、もっとすごいことはこれからや。
居酒屋でとにかくつまみ大量に食べてそろそろお開きか、というところで女性がこんなこと言い出すのや。
『甲突川河畔で遊ぼうや』って。
甲突川河畔は、鹿児島県民の方ならよく知っとる場所やと思うけど、春は桜がめっちゃ美しい場所でデートスポットやねん。私は、そこで缶ビールぶち込んでゴキゲンになった思い出しかないけど、まさかデートすることになるなんて。時間は、深夜1時やったわ。
ロマンティックな展開
当然やったらコンビニでお酒を買い、マイラブで出会った私らは甲突川河畔をブラブラ歩きます。
酔い覚ましに歩こうと言うたのに、なんとボトルワイン買ってラッパ飲みしてる彼女にはホンマに呆れました。
こんなんが嫁やったら、マジで家庭が崩壊するわ。マイラブとか言う出会い系で、その場限りの関係築くだけでええなと思えた瞬間です。
まあ、そんなとんち話はええんですが、湖畔歩いてるとなんと川に入りたいとか、30代にもなった女が寝ぼけたことを言い出すのですわ。
さすがにヤバい!
とったことで制止に入るんですけど、相手めっちゃ酔っ払ってるからな。制御不能な状態で川に向かって走り出すんですわ。それを止めた私やけど、思わず彼女に押し倒されちゃいました。
それから、なんとロマンティックな展開になったんやで。
鹿児島での遊びはハメを外しすぎに注意
お顔見合わせて私らは濃厚なキス繰り返し、私は彼女の服の中のたわわな乳房をぎゅっと揉みしだきます。
彼女も私のチノパンの中に手突っ込み、硬くなったチンコをシコシコと手コキするのですからたまりまへん。
私らは、そのままなし崩し的に川の中に入り、今までの鬱憤を晴らすかのように求め合いました。
二人とも酩酊状態やったし、そこに忖度はないんですわ。
そこで記憶が飛んどって、気ぃついた時には本願寺鹿児島別院の境内で倒れとりました。
めっちゃ、坊さんに怒られましたな。
やっぱ、下半身になんもはいてへんかったのですから。
とにかく、マイラブ使うととんでもない経験できることは確かですわ。
みなさん。マイラブは楽しいですが、ハメを外しすぎんといてや!
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